あなたは瞳の中を見つめた
吸い込まれそうな満天の星
そこへと浮かべた船に乗り込む
夕暮れ 電車の窓から飛んでゆく
明日を まだ見ぬ日々を
闇夜の中で契り交えたこと 忘れないよ
壊れたビルの隙間から覗き笑う 天満月に
あなたのためにわたし
思い馳せて 駆けて 流した涙は
あなたを思う星の数ほどの愛のうた
魂の道をゆけ 星の船に乗って
ラコニアの鍵 目指す
白鳥の羽根が 月に明かす夜
夜空を二つに裂いて 塞いで泣いたのは誰
ささやきが聞こえてくる
林の奥から
ここだよ と
あなたはどこ
あなたのためにうたう
別れの小夜曲なんて 笑ってしまう
そう思うほど恋わずらう
あなたとわたし
語る夏の空の下
糸を紡ぐ何度でも
愛していた
狂おしいほどに 強く
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